Jw_cadで建具の書き方をお探しですね。
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Jw_cadで建具をサクッと描こう!初心者向けの実践ガイド
Jw_cadで建築平面図を描くとき、多くの初心者がつまずくのが「建具(ドアや窓など)」の作図です。
一つひとつ線や円弧を組み合わせて手作業で描くこともできますが、図面が大きくなるとものすごく時間がかかってしまいます。
そこで役立つのが、Jw_cadに最初から入っている「建具平面」というコマンドです。
この機能をうまく使えば、メーカーのカタログに載っている寸法通りの建具を、一瞬で正確に配置できます。
作業効率がグンと上がりますよ。
この記事では、Jw_cad初心者の方に向けて、建具を描く前の準備から、手動で描く基本的な方法、そして便利なコマンドを使った配置方法まで、順を追って詳しく説明していきます。
建具の描き方をマスターして、実務でも使えるスピードを身につけましょう。
1. 建具を描く前に必ずやっておきたい準備
建具を描き始める前に、必ずやっておきたいのが「レイヤ分け」と「縮尺の確認」です。
平面図を描くとき、初心者がよくやってしまう失敗が、壁も柱も建具も全部同じレイヤに描いてしまうことなんです。
これをやってしまうと、後で「リビングのドアを引き戸に変更したい」とか「窓を少し大きくしたい」といった変更があったとき、建具を消すときに壁の線まで一緒に消えてしまって、壁から描き直し…という面倒なことになります。
実際の仕事では、建具は専用のレイヤに分けて描くのが基本ルールです。
たとえば、レイヤ2番を壁、レイヤ3番を建具、というふうに分けておきます。
こうしておけば、建具だけを表示したり隠したり、まとめて編集したりするのがとても簡単になります。
お客さんから建具の変更を頼まれても、建具レイヤだけを編集すればいいので、すごく楽なんです。
それから、建具を描くときは、線の太さと種類にも気を配りましょう。
壁の断面線は太めの実線でしっかり描いて、建具の線は壁より少し細めの実線(印刷幅0.25mmくらい)で描くのが一般的です。
こうすることで、図面全体にメリハリがついて、印刷したときにも建具と壁の違いがパッと見てわかる、見やすい図面になります。
準備段階でこのルールをきちんと決めてから、実際に描き始めるようにしてください。
2. 【基本】手動で建具を描いてみよう
Jw_cadの操作に慣れるために、まずは「線」や「円弧」のコマンドを使って、手動で建具を描く方法を覚えておきましょう。
今は専用コマンドを使うのが主流ですが、この手描きの基本スキルは、規格にない特殊な建具や、オリジナルデザインのドアを描くときに必ず役立ちます。
たとえば、よくある片開きドアを描く場合、まず柱や壁の端を起点にして、ドアが開くときの軌跡となる「円弧」を描きます。
左メニューから円弧コマンドを選んで、ドアが開き始める点と終わる点を指定して、四半円の軌跡を描きます。
それから直線を組み合わせて、ドアの本体部分(扉)を表現します。
両開き戸を描く場合は、片側の扉を描いた後に「複写」コマンドの「反転」機能を使って左右対称にコピーすると、効率よく正確に描けます。
窓(引違い窓)の場合は、まず窓枠になる四角形を描いて、その中にガラス戸を表す2本の直線を少しずらして平行に配置します。
手動で描く方法は、思い通りの形を自由に作れるのがメリットですが、家一軒分の建具を全部手描きしていくと、とんでもなく時間がかかってしまうのがデメリットです。
なので、基本的な構造を理解したら、次に説明する専用コマンドに移るのがおすすめです。
ただ、手動で描いた建具で気に入ったものがあれば、メニューの「図形登録」機能を使って保存しておくと、次回から簡単に呼び出せて便利ですよ。
3. 【応用】「建具平面」コマンドで作業スピードアップ!
実際の仕事で作図スピードを大幅にアップさせてくれるのが、Jw_cadに最初から入っている「建具平面」コマンドです。
このコマンドを使いこなせば、引違い窓、片開きドア、両開き戸、引き戸といったよく使う建具を、あらかじめ用意されたリストから選んで、一瞬で配置できるようになります。
使い方はとても簡単です。
メニューバーの「作図」から「建具平面」を選ぶと、建具の種類が一覧で表示されます。
配置したい建具(たとえば「片開1」など)をダブルクリックすると、画面上部に「見込(枠の奥行き)」「枠幅」「内寸(開口幅)」などを入力する欄が出てきます。
ここに、実際に使うサッシやドアのメーカーカタログに載っている寸法を入力してください。
たとえば、幅800mmの室内ドアなら、内寸に「800」と入力します。
寸法を設定したら、配置したい壁の中心線や基準線に合わせてマウスをクリックするだけで、入力した寸法通りの建具記号が自動で描かれます。
片開きドアや両開き戸を配置するときは、マウスカーソルを動かすことで、内開き・外開きの方向や、右吊り・左吊りといった開き方を画面で確認しながら決められるのが便利なポイントです。
日本の住宅設計では、玄関ドアは外開き、居室のドアは室内側に開く内開き、トイレは狭いので外開きや引き戸にするのが一般的です。
生活の動線や家具の配置をしっかり考えながら、最適な開き方を選んで配置しましょう。
4. 建具を配置したら壁に開口を作ろう
建具平面コマンドで建具を配置しただけでは、図面としてはまだ未完成です。
建具を取り付ける部分には当然壁がないので、壁の線を切り取って「開口部」を作る処理が必要になります。
この面倒な作業を一瞬で終わらせてくれるのが、「消去」コマンドの中にある「節間消し」という便利な機能です。
建具を配置し終えたら、次に壁のレイヤを編集できる状態にします。
左ツールバーから「消去」コマンドを選んで、画面上部にある「節間消し」のチェックボックスをオンにしてください。
その状態で、建具が配置されている部分の不要な壁線を右クリックしていきます。
節間消し機能を使うと、交差している線と線の間にある不要な部分だけをピンポイントで消せるので、建具の幅にピッタリ合った綺麗な開口部をあっという間に作れます。
ここでの作業をスムーズに進めるために、最初に説明した「レイヤ管理」がとても重要になってきます。
もし壁と建具が同じレイヤに混ざっていると、節間消しをするときにJw_cadがどの線を消していいか判断しにくくなって、間違って建具の線まで消してしまう危険があります。
壁はレイヤ2番、建具はレイヤ3番というふうにハッキリ分けておけば、壁の線だけを安全に、そして素早く処理できます。
建具の配置と壁の開口処理、そしてそれを支えるレイヤ管理のルールをセットで覚えることで、修正にも強くて、誰が見てもわかりやすいプロ品質の図面を作れるようになります。
ぜひこの記事を参考に、建具の描き方をマスターしてくださいね!
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