Jw_cadで立面図の書き方をお探しですね。

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Jw_cadで平面図から立面図を描こう!屋根勾配の出し方も解説

Jw_cadで平面図が描けるようになってくると、次は建物を横から見た「立面図」にも挑戦したくなりますよね。

でも、いざ平面図から立面図を描こうとすると、「どこから手をつければいいの?」と迷ってしまう人も多いはず。

特に、屋根の傾きをきちんと表現する「屋根勾配」の描き方は、初心者がつまずきやすいポイントです。

この記事では、平面図の情報を使って矛盾のない立面図を描く手順と、Jw_cadの便利な機能を使った屋根勾配の正確な描き方を、わかりやすく解説していきます。

立面図を描く前の準備をしっかりと

立面図を描き始める前に、まずは準備をしっかり整えておくことが大切です。

立面図は建物を真横から見た図面なので、平面図と寸法や位置がぴったり合っていないといけません。

ですから、Jw_cadで平面図を開いた状態から作業をスタートして、平面図のデータを基準に立面図を描いていくのが基本のやり方です。

このとき気をつけたいのが、平面図のデータをうっかり編集してしまわないようにすること。

立面図用に新しいレイヤグループを用意するか、別のレイヤに切り替えてから作業を始めるようにしましょう。

レイヤを分けておくと、後で特定の線だけを表示したり隠したり、修正したりするのがとても楽になります。

もう一つ大事な準備が、屋根の情報を整理しておくことです。

屋根のてっぺん(棟)の位置や、外壁から屋根が飛び出している部分(軒の出)の寸法が平面図ではっきりしていないと、立面図で正確な屋根の形を描けません。

もし平面図に屋根の情報が描かれていなければ、外壁のラインを基準にして、複線コマンドで軒の出の寸法を描き足しておきましょう。

切妻屋根や寄棟屋根など、屋根の形によって必要な線の位置が変わってくるので、これから描く建物の屋根の形をしっかりイメージしておくことが、立面図を描く第一歩になります。

基準となる線を引いていこう

準備ができたら、立面図の骨組みとなる基準線を引いていきます。

まずは建物の高さの基準となる地面のライン(GL:グランドライン)を、平面図の下側の空いているスペースに横線で引きます。

次に、そのGLを基準にして、1階の床の高さ(FL:フロアライン)や2階の床の高さ、屋根の基準となる軒の高さなどを、設計の寸法に合わせて複線コマンドで上に向かって引いていきます。

これらの横線は建物の形を決める大事な線なので、寸法を間違えないように慎重に作業してください。

横線がたくさん引けたら、どれがどの線かわからなくならないように、線の色を変えたり、一時的に文字でメモを書いたりしておくと便利です。

高さの基準線が引けたら、次は平面図から幅や位置の情報を立面図に持ってくる作業をします。

ここで便利なのが、Jw_cadの「補助線」という印刷されない線です。

補助線の色や種類を選んで、平面図の壁の中心線や外壁のライン、窓の位置、屋根の軒先や棟の位置から、先ほど引いたGLに向かってまっすぐ縦に補助線を下ろしていきます。

この補助線と、さっき引いた高さの横線が交わるところが、立面図での外壁の角や屋根のてっぺんになるわけです。

平面図から直接位置を写し取ることで、計算ミスを減らして、平面図と立面図で矛盾のない正確な図面を効率よく描くことができます。

屋根勾配を正確に描くコツ

外壁の輪郭が見えてきたら、いよいよ立面図の難しいところ、屋根の作図に取りかかります。

建築図面では屋根の傾きを「角度」ではなく、「4寸勾配」や「5寸勾配」という独特の言い方で表します。

これは、横に10進んだときに縦にどれだけ上がるかという割合を示しています。

Jw_cadでこの屋根勾配を正確に出すには、「線」コマンドを選んだときに画面の上の方に出てくる「傾き」の入力欄を使います。

たとえば4寸勾配の屋根を描きたいときは、傾きの入力欄に「4/10」と半角で入力するだけ。

そうすると、Jw_cadが自動的に計算して、正確な勾配の斜めの線を引ける状態になります。

勾配の傾きを設定したら、実際に屋根の斜めの線を引いて形を完成させていきます。

まず、平面図から下ろしてきた軒先の補助線と、高さの基準となる軒の高さの横線が交わるところ(軒先の位置)を右クリックして始点にして、そこから棟の中心に向かって斜めの線を引きます。

反対側からも同じように線を引けば、切妻屋根のような三角形の屋根の輪郭ができあがります。

ここで注意したいのが、軒の出の先端と外壁のつながり部分です。

屋根の厚み(破風板や鼻隠し)を表現するために、引いた勾配線を複線コマンドで上の方に指定した寸法分コピーして、はみ出した不要な線は「コーナー処理」コマンドできれいに整えましょう。

この作業を丁寧にやることで、プロっぽいきれいな立面図になります。

仕上げとレイヤの整理で完成度アップ

屋根と外壁の基本的な形ができたら、窓やドア、外壁の目地、バルコニーの手すりなどの細かい部分を描き込んで立面図を仕上げていきます。

窓などは毎回ゼロから線で描くのではなく、Jw_cadに最初から入っている「建具立面」コマンドを使ったり、あらかじめ用意したCADデータを配置したりすると、作図スピードがぐっと上がります。

配置するときは、平面図から下ろしてきた補助線をガイドにして横の位置を合わせて、設計図の寸法をもとに床からの高さを正確に指定して配置します。

また、作業中にコマンドをよく切り替える場合は、マウスをドラッグするだけですぐにコマンドを呼び出せる「クロックメニュー」を覚えておくと、作業がとても楽になります。

最後に、完成した図面を見やすくきれいに出力するために、「レイヤの整理」と「線の太さの調整」をしておきましょう。

立面図では、手前にあるものを太い線で、奥にあるものを細い線で描くことで、平面の図面に立体感を出すことができます。

たとえば、建物の一番外側の輪郭線や手前にあるバルコニーは太い線で描いて、奥にある外壁の目地や窓枠の細かい部分は細い線で描くといった工夫をします。

これを効率的に管理するには、外形線、建具、仕上げ線、補助線などをそれぞれ違うレイヤグループに分けて作図して、印刷するときにレイヤごとの線の太さを調整するのがベストです。

不要な補助線のレイヤを非表示にして全体を見直して、線の交わり方や消し忘れがないか最終チェックをして図面を完成させましょう。

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