Jw_cadで図形をグループ化する方法をお探しですね。

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Jw_cadで複数の図形をグループ化(ブロック化)する方法を分かりやすく解説

Jw_cadで図面を描いていると、「この線と円をまとめて一気に動かしたいな」とか「間違って他の図形を触らないように固定したいな」って思うことがよくありますよね。

WordやExcel、Illustratorなどでは「グループ化」って呼ばれている機能ですが、Jw_cadでは「ブロック化」という名前になっています。

CADソフトならではの呼び方ですね。

この記事では、Jw_cadで複数の図形をまとめる基本的な操作方法から、グループを解除して編集する手順、さらに初心者がつまずきやすいトラブルの解決方法まで、順を追って丁寧に説明していきます。

1. Jw_cadの「グループ化」って何?(ブロック化の基本とメリット)

実は、Jw_cadには「グループ化」というコマンドは存在しません。

その代わりに「ブロック化(BL化)」という機能がその役割を果たしています。

この機能を使うと、バラバラに描いた線や円、文字などの図形を、一つのかたまり(ブロック)として扱えるようになるんです。

ブロック化を使う最大のメリットは、図面の編集作業がグッと楽になることです。

例えば、図面に同じ形の窓やドア、機械の部品などを何個も配置したいとき、あらかじめブロック化しておけば、ワンクリックでまとめて選択できて、移動やコピーが簡単にできます。

それから、複雑で大きな図面になると、どうしてもデータが重くなってパソコンの動きが遅くなりがちです。

同じ図形をブロックとして使い回すことで、一つひとつの線を別々のデータとして持つより、ファイル全体のサイズを軽くできるというメリットもあります。

さらに、間違って図形の一部だけを消してしまったり、形を崩してしまったりといったミスも防げます。

加えて、Jw_cadのブロック化には「集計機能」との連携という便利な機能があります。

作ったブロックには名前を付けられるので、「この部品が図面の中にいくつあるか」を後から自動で数えることができるんです。

見積もりや数量の計算にも使えるので、Jw_cadを使いこなすなら絶対に覚えておきたい機能ですね。

2. 複数の図形をグループ化(ブロック化)する手順

それでは実際に、Jw_cadで複数の図形をグループ化(ブロック化)する具体的な手順を見ていきましょう。

操作はとてもシンプルで、基本的には図形を選んでコマンドを実行するだけです。

まず、画面左側のツールバーにある「範囲」コマンドをクリックします。

次に、まとめたい図形全体を囲むように、マウスの左ボタンを押しながらドラッグして、赤い選択枠で囲みます。

選択された図形の色が変わって、ちゃんと選ばれていることを確認してください。

図形を選び終わったら、画面左側のツールバーか上部のコントロールバーにある「BL化(ブロック化)」というボタンをクリックします。

すると、ブロック名を入力する小さなボックスが出てきます。

ここで「机」「窓」「部品A」など、後で見てすぐ分かるような名前を付けて、「OK」ボタンを押せば完了です。

これで、図形を構成している線のどこか一つをクリックするだけで、グループ全体が選ばれるようになります。

移動もコピーも一気にできて便利ですよ。

ちなみに、複数のブロックをさらにまとめて一つの大きなブロックにする「多重ブロック化」という使い方もできます。

大きな設備の中に小さな部品ブロックをいくつか配置して、それらをまとめて設備全体としてブロック化する、といった使い方ができるので覚えておくと便利です。

3. グループ化(ブロック化)を解除して個別に編集する方法

図面を作っていると、一度ブロック化した図形の一部だけを変更したくなることがあります。

でも、ブロック化されたままだと、図形の一部だけを個別に変更することはできません。

そんなときは、一度ブロック化を解除(グループ解除)してから編集作業を行い、修正が終わったら再びブロック化する、という手順を踏む必要があります。

Jw_cadでは、この解除操作も簡単にできますよ。

ブロック化を解除するには、まずツールバーから「範囲」コマンドを選びます。

次に、解除したいブロック化された図形の上にマウスカーソルを合わせて、「右クリック」してください。

ここがポイントで、左クリックではなく右クリックを使うことで、ブロック全体が選択されます。

この状態で、画面左側のツールバーや上部メニューにある「BL解(ブロック解除)」というコマンドをクリックすると、グループ化が解除されて、図形は元のバラバラな線や円に戻ります。

解除されると、図形は一つひとつの要素ごとに選べるようになります。

ここで線の長さを変えたり、不要な円を消したりといった修正を自由に行ってください。

必要な修正が全部終わったら、再び「範囲」コマンドで修正した図形全体を囲んで、「BL化」コマンドを実行します。

同じブロック名か、新しいブロック名を付けて登録し直せば、最新の状態のグループ図形として再び使えるようになります。

4. グループ化・解除に関するよくあるトラブルと解決策

Jw_cadでブロック化や解除の操作をしていると、初心者の方がよくつまずくポイントがいくつかあります。

一番多いのが、「ブロック解除(BL解)のボタンが灰色になっていて押せない(グレーアウトしている)」というケースです。

これは、対象の図形を正しく選択できていないことが原因です。

ブロック化された図形を選ぶときは、普通の範囲選択のように左クリックでドラッグするのではなく、図形の上で「右クリック」してブロック全体を認識させる必要があります。

正しく選択できれば、「BL解」コマンドが使えるようになりますよ。

もう一つよくあるのが、「図形の一部だけ動かそうとしたら、全然関係ない別の図形まで一緒にくっついて動いてしまう」というトラブルです。

これは、過去の作業で間違って広い範囲の図形をまとめてブロック化してしまっている場合に起こります。

特に、AutoCADなど他のCADソフトからDXFやDWG形式で図面を読み込んだときに、図面全体が一つのブロックになってしまうことがよくあります。

この場合の解決方法は、まず対象の図面部分を「範囲」コマンドで大きく囲んで、「BL解」コマンドを実行します。

何重にもブロック化されている可能性があるので、BL解のボタンが灰色になって押せなくなるまで、何回か解除を繰り返すのがコツです。

それでも図形が意図せず一緒に動いてしまう場合は、ツールバーの「属性変更」を開いて、「全属性クリア」にチェックを入れて実行してみてください。

これで図形同士の不要なつながりやグループ属性が完全にリセットされて、個別に動かしたり編集したりできるようになります。

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