Jw_cadの寸法についてお探しですね。
広告
Jw_cadで寸法線を引く方法を完全マスター!初心者でも分かる実務レベルの使い方
Jw_cadで図面を作るとき、対象物の正確な大きさを伝える「寸法線」はとても大事な要素です。
でも、Jw_cadを使い始めたばかりの人の多くが「寸法線ってどうやって引くの?」「文字の大きさや矢印の設定がうまくいかない…」という悩みにぶつかります。
この記事では、Jw_cadの寸法線の引き方から、実際の仕事で使える設定のコツまで、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説していきます。
1. 寸法線を引く前にやっておきたい「寸法設定」の準備
Jw_cadでいきなり寸法線を引き始める前に、まずは「寸法設定」をしっかり整えておくことが、きれいな図面を作るための第一歩です。
初期設定のまま作図を進めてしまうと、文字が小さすぎて読めなかったり、矢印の形が発注先のルールと違っていたりと、あとで困ることが多くなります。
寸法や文字のスタイルがバラバラな図面は見づらいだけでなく、現場でのミスや部材発注のトラブルにつながることもあるんです。
寸法設定を開くには、画面上のメニューバーから「設定」→「寸法設定」を選ぶか、寸法コマンドを選んだときに出てくる画面上部の「設定」ボタンを押します。
ここで開くダイアログでは、寸法線の端っこを矢印にするか黒丸(点)にするか、寸法線と数字の間隔をどれくらい空けるかなど、細かい設定ができます。
建築図面では黒丸を使うことが多いですが、機械図面や土木図面では矢印やスラッシュが好まれる傾向があるので、案件に合わせて事前に設定しておくと安心です。
それから、文字サイズの設定も見逃せないポイントです。
実際の仕事で使う図面では、電子納品の基準なども考えて、文字サイズを一定のルール(例えば2.5mmや3.5mmなど)に統一することが求められます。
寸法設定の画面にある「文字種」という項目から、図面の縮尺に合った文字サイズをあらかじめ設定しておきましょう。
作図を始める前にこれらの設定を済ませてテンプレートとして保存しておけば、プロジェクト全体で統一感のある見やすい図面を効率よく作れるようになります。
2. 基本の寸法線を引いてみよう(水平・垂直・斜め)
設定が終わったら、いよいよJw_cadで実際に寸法線を引いてみましょう。
一番よく使う「水平」や「垂直」の寸法線は、寸法コマンドを使えばとてもスムーズに入力できます。
ツールバーから「寸法」コマンドを選ぶと、画面上部に「水平」「垂直」「-(傾き)」などのボタンが表示されます。
ここで引きたい寸法の方向を選んで、対象となる図形の近くで寸法線を配置したい基準の位置(基準線)を左クリックで指定します。
基準線が決まったら、あとは寸法を測りたい場所の始点と終点を順番に右クリック(交点や端点を読み取る操作)するだけです。
Jw_cadが自動的に距離を計算して、基準線の上に数字と寸法線を配置してくれます。
さらに続けて寸法を入れたいときは、次の測定ポイントになる端点を次々と右クリックしていけば、連続寸法としてきれいに並んだ寸法線が自動で追加されていきます。
この直感的な操作が、Jw_cadが多くの実務者に愛されている理由のひとつなんです。
一方、斜めの線に対して寸法を引きたい場合は、少しやり方が変わります。
斜め寸法を引くには、寸法線を対象の図形と平行にするための「角度」をJw_cadに教えてあげる必要があります。
寸法コマンドの画面上部にある「傾き」の項目に直接角度を入力することもできますが、もっと簡単なのは「線角」の機能を使って既存の線から角度を取得する方法です。
メニューバーの「設定」から「角度取得」→「線角度」を選んで、対象の斜め線をクリックすると自動で傾きが取得されます。
その後は水平・垂直のときと同じように、基準線を決めて始点と終点を指示すれば、斜めの寸法線を正確に引くことができます。
3. 引出線の使い方と角度寸法の入れ方
狭い場所に寸法を入れるときや、特定の部品に対する注記を加えたいときには「引出線」を使った寸法の引き方が役に立ちます。
Jw_cadでは、引出線付きの寸法線も簡単な操作で作れます。
寸法コマンドを選んで、画面上部にある「-」のボタンをクリックすると、「=」や「=(1)」「=(2)」という表示に切り替わります。
これが引出線の位置を指定するモードで、これを使うことで、寸法線から好きな方向に引出線を伸ばして数字を読みやすく配置できます。
引出線を引くときの実務的なコツは、引出線の長さや折り曲げる位置を図面全体で統一することです。
図面の中で引出線が長すぎたり、折れ曲がる角度がバラバラだったりすると、目線があちこちに散らばってすごく読みづらい図面になってしまいます。
先ほどの「寸法設定」の画面には、指示点からの引出線の位置(長さ)を固定する設定もあるので、これを活用して整った引出線を作るように心がけましょう。
また、円の半径や直径を表記するときにも引出線は便利で、図形が密集している場所から数字を外に逃がすことで、スッキリした図面を保てます。
さらに、図面を描くときには長さだけでなく「角度寸法」の入力もよく出てきます。
角度寸法を入力するには、寸法コマンドを選んだ状態で、画面上部の「角度」ボタンをクリックします。
次に、角度を測りたい2本の線の交点を右クリックで指示して、続いて角度を構成する2本の線をそれぞれ順番に右クリックします。
すると、指定した2本の線の間に円弧状の寸法線が引かれて、自動的に角度が記入されます。
必要に応じて、寸法設定の画面から角度の単位を「度(°)」にするか「度分秒」にするかを切り替えることもできるので、求められる精度に合わせて使い分けることが大切です。
4. 寸法値の修正方法と「寸法図形」の注意点
図面を作っていく中で、設計変更に伴って寸法値を修正したり、文字の位置を微調整したりする場面は必ず出てきます。
Jw_cadで寸法値を修正・移動する方法はとてもシンプルです。
寸法コマンドを選んで、画面上部の「寸法値」ボタンを押した状態で、移動させたい寸法値の上で右クリックをします。
すると対象の文字が赤く光って、自由にマウスで移動できる状態になるので、好きな位置で左クリックをして配置を決めます。
また、数字を手動で変更したい場合は、文字の上でダブルクリック(または右クリック2回)をすると文字入力の画面が開いて、好きなテキストに書き換えることができます。
ただし、寸法値を手動で修正するときに絶対に知っておかなければいけないのが「寸法図形」というJw_cad特有の仕組みです。
寸法設定の画面で「寸法線と値を【寸法図形】にする」にチェックが入っている場合、作図された寸法線と寸法値、引出線がひとつのグループとして連動するようになります。
この機能は、図形のサイズを後から変更したときに寸法値も自動で再計算されて追従するという便利なメリットがあります。
でも、この「寸法図形」化された状態で寸法値を手動で好きな数字に書き換えてしまうと、後から図形を少しでも移動・変形させたときに、Jw_cadが自動計算をやり直してしまって、せっかく手入力した数字が元の計算値に戻ってしまうというトラブルが起こりやすいんです。
このトラブルを防ぐためには、次のように使い分けるのが実務での鉄則です。
・実寸通りの正確な図面を描いて、自動計算の恩恵を受けたい場合は「寸法図形をオン」にする
・設計の都合上、実寸とは違う数字を手入力して固定したい場合は「寸法図形をオフ」にするか、寸法図形を解除してから文字を編集する
このように、目的や状況に合わせて寸法図形の設定を使い分けることが、修正作業をスムーズに行って、意図しない手戻りを防ぐための最大のコツです。
Jw_cadの寸法機能は多機能ですが、これらの基本ルールと設定の仕組みを理解すれば、誰でも正確できれいな図面を効率よく描けるようになります。
ぜひこの記事を参考に、寸法線の引き方をマスターしてくださいね。
広告
